『バラクラバ・ボーイ』感想文の書き方まるわかり!質問ごとに3つの具体例つき

1. 本の基本情報

『バラクラバ・ボーイ』は、ジェニー・ロブソンさんが書いた物語です。翻訳はもりうちすみこさん、挿絵は黒須高嶺さんが担当しています123。この本は2024年5月に文研出版から出版され、112ページの児童書として、小学校中学年を主な対象にしています134

著者のジェニー・ロブソンさんは南アフリカ共和国生まれで、現在はボツワナ在住の児童文学作家です。「バラクラバ・ボーイ」のほか、海外でも評価の高い作品を多数発表しており、「やさしい気持ち」や「違いを認め合うこと」をテーマにした物語を多く書いてきました。異なる文化や環境で育った子どもたちの成長を、あたたかく描くことに定評があります56

たとえば、彼女の代表作の一つでは、主人公が新しい場所へ引っ越し、現地の子どもたちと心を通わせていく様子をリアルに描き、読者に自分とは違う人にもやさしくしようという気持ちを伝えてくれます。ロブソンさん自身、たくさんの国で生活し、色々な子どもたちと過ごしてきた経験があるそうです。そのため、どんな国や地域であっても、「友だちになりたい」という純粋な心や勇気をとても大切に考えている作家です6

2. 著者エピソード

ジェニー・ロブソンさんがこの『バラクラバ・ボーイ』を書いたきっかけは、自分自身の子ども時代の体験や、普通とは少し違う外見や個性をもつ子と出会ったときのことだったそうです。また、ボツワナや南アフリカでの学校生活を見てきたことも大きな影響を与えていると言われています。

たとえば、ロブソンさんはかつて、あるクラスで顔の一部にケガをして帽子をかぶらざるを得なかった子が、周囲とどのように打ち解けていったかを、何度も見守ったことがあるそうです。このとき、子どもたちが好奇心だけではなく、思いやりや理解する心をもてるようになっていく様子に感動し、その体験をもとに「外見や違いにとらわれず、相手の心を大事にしよう」というメッセージを物語にしました6

また、ジェニー・ロブソンさんは、自身が大人になっても新しいコミュニティや国で緊張しながら友だちを作った体験があったとも語ります。その経験が、転校生や「ちょっと変わった」お友だちに優しく接するキャラクターの描写につながっています。外側ではなく、その人がどんな気持ちで毎日を過ごしているかに目を向けてほしい、そんな願いが込められているのです。

3. あらすじ

この物語の舞台は炭鉱と発電所の町にある小学校で、物語は4年生のクラスから始まります74。いたずら好きの「DDコンビ」、つまりドゥーガルとドゥミサニは、毎日たいくつな日々を送っていました。でもある日、クラスに不思議な転校生・トミーが現れます。

トミーは、赤とオレンジ色の横じま模様の「バラクラバ帽」(顔がほとんど隠れてしまう毛糸の帽子)をかぶっていて、目と口しか見えません86。クラスメイトたちは、なぜ彼がそんな帽子をかぶっているのかが気になって仕方がありません。「やけどかな、傷かな?」と色々な噂やうわさ話も出てきますが、肝心のトミーは、その理由を「なぜなら!」と謎めいた答えを返すだけです56

さらに、いたずら好きなドゥーガルとドゥミサニは色々な作戦を立ててトミーの素顔を見ようとしたり、他のクラスメイトたちも妙な興味を持ち始めます。一方で、クラスで一番しっかり者のチェリーズは「それはトミーの個人的なことなんだから、そっとしてあげようよ」と冷静な意見を出します。

そんなトミーに、上級生のいじめっ子がちょっかいを出し始め、帽子を無理やり取ろうとする事件も起きてしまいます。しかし、それをきっかけにクラスのみんなの心が変化していき、「ちがい」を受け入れる雰囲気が生まれていきます85

物語の中では、最初はトミーの秘密を知りたがる子どもたちが、次第に外見で人を判断することの意味や、友情、勇気、思いやりについて考えるようになる展開が描かれています。

主要な登場人物は次のとおりです:

  • ドゥーガル:物語の語り手で、親友ドゥミサニとともに冒険を楽しむ男の子。
  • ドゥミサニ:ドゥーガルの親友。二人で「DDコンビ」と呼ばれています。
  • トミー:謎の転校生。「バラクラバ帽」をいつもかぶって登場します。
  • チェリーズ:クラスの優等生。冷静で、相手の気持ちを思いやることができる女の子。
  • ヴェンダー先生:クラス担任で子どもたちを温かく見守っています。
  • 校長先生:クラスや学校全体のまとめ役。トミーの帽子着用も認めています56

4. 読み始める前の印象や期待

この本を手に取ったきっかけは、「第71回青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書として学校や図書館で紹介されていたから、という人も多いはずです4。タイトルの「バラクラバ・ボーイ」という言葉も初めて知る人が多く、「なんだか秘密のヒーローみたいだな」と興味がわいたという声もあります。

実際に手に取ったとき、赤とオレンジ色の帽子をかぶった転校生が表紙に描かれているのを見て、「どうして帽子をかぶっているの?ふつうの帽子と違うけど…」と想像をめぐらせた人も多いでしょう。

「トミーはどんな理由でみんなと違うのかな?主人公たちはその違いをどう受け止めるんだろう?」と、期待やちょっとしたドキドキを感じながらページをめくり始めました。

読んでみると実際は、私たちの身の回りにもいる「ちょっと違う」存在の良さや、新しいお友だちに接するときのドキドキ感・ワクワク感がすごくリアルに描かれていて、「読み終わったら、自分でも優しい気持ちになれそう」と思える1冊です。

たとえば小学生の子なら、「もし自分だったらトミーにどんな言葉をかけるかな?」とか、「クラスに違う文化や個性の友だちがきたらどうするかな?」と考えながら読むことができるでしょう。親御さんなら、「わが子が友だちとの違いや優しさについて意識できるきっかけになるいい本かも」と感じるかもしれません。

実際の感想文でも、「普段は明るいいたずらっ子の主人公たちが、新しい友だちに戸惑いながらも少しずつ優しさを学んでいく様子が、自分にも重なるようだった」という声や、「最初のワクワク・ドキドキを忘れず、最後まで楽しく読み進められました」というコメントが多く寄せられています64

  1. https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/9784580826236/
  2. https://books.rakuten.co.jp/rb/17875398/
  3. https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=259945
  4. https://pooh70inu.hatenablog.com/entry/2025/05/12/%E3%80%8E%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%80%8F2025%E5%B9%B4%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E6%84%9F%E6%83%B3%E6%96%87%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E5%9B%B3%E6%9B%B8_
  5. https://versatilebase.com/synopsis-of-balaclava-boy/
  6. https://www.netgalley.jp/catalog/book/621377
  7. https://booklog.jp/item/1/458082623X
  8. https://fukkalog.com/bookreview-balaclava-boy/
  9. https://bookmeter.com/books/21985574
  10. https://oiso-lib.scn-net.ne.jp/TOSHOW/asp/WwShousaiKen.aspx?FCode=903887
  11. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000032562.html
  12. https://www.narashino-lib.jp/toshow/asp/WwShousaiKen.aspx?FCode=2791132
  13. https://ameblo.jp/yaneuraworks/entry-12904764756.html
  14. https://www.lics-saas.nexs-service.jp/amagasaki/webopac/searchdetail.do?biblioid=2329525

5. 読書感想文例

「読書感想文、もう怖くない!」たった3分で書ける魔法のテンプレートで書いてみました。

パターン1

【質問に対する回答例】

5. バラクラバ・ボーイの冒険が楽しそうで読んでみたくなったから選びました。
6. 一番心に残ったのは、主人公が困難に立ち向かって勇気を出すところです。自分もそうありたいと思いました。
7. 主人公が好きです。なぜなら、一生懸命がんばっているからです。
8. 困っている人を助けるために自分を犠牲にする場面にびっくりしました。
9. 自分だったら、怖くても主人公のように友だちを助けたいと思います。理由は友だちが大切だからです。
10. 勇気をもって行動する大切さを学びました。これからも怖くても挑戦してみたいです。
11. 勇気を出すことが苦手な友だちや、自分に自信がない人にすすめたいです。読んだら元気が出ると思うからです。

【読書感想文】

バラクラバ・ボーイという本を選んだのは、主人公の冒険がとても楽しそうだったからです。この本を読んで一番心に残ったのは、主人公がどんなに大変なことがあっても勇気を出して立ち向かうところです。私も困った時に勇気を持って立ち向かいたいと思いました。好きな登場人物は主人公です。一生懸命でがんばっている姿がとてもかっこよかったからです。読んでびっくりしたことは、困っている人を助けるために命をかける場面があったことです。そんなに大きな勇気が必要だと知って驚きました。もし自分だったら怖いと思うけれど、主人公みたいに友だちを助けるためにがんばりたいです。友だちはとても大切な存在だからです。この本から学んだことは、怖くても勇気をもって行動することの大切さです。これから何か怖いことがあっても、挑戦してみたいと思います。そして、この本は勇気を出すのが苦手な人や自信がない友だちにおすすめしたいです。読んだら元気が出て、勇気を持てると思うからです。バラクラバ・ボーイは私にたくさんのことを教えてくれた大切な本になりました。

パターン2

【質問に対する回答例】

5. 表紙がかっこよくて、それを見てどんな話か気になったから選びました。
6. 心に残ったのは、仲間を信じて助け合う場面です。みんなで力を合わせることのすばらしさを感じました。
7. 主人公の友だちがすごいと思いました。困っている人のためにがんばっているからです。
8. 仲間が最後まであきらめなかったことにびっくりしました。あきらめないことが大事だとわかりました。
9. 自分なら仲間を信じて一緒に考えて行動したいです。みんなで協力したら大きな困難も乗りこえられると思うからです。
10. 仲間を信じて助け合うことが大切だと学びました。これから友だちともっと協力していきたいです。
11. 困っている人を助けたいと思っている人や、友だちと仲良くしたい人にすすめたいです。

【読書感想文】
バラクラバ・ボーイを選んだ理由は、表紙がとてもかっこよくてどんな話か気になったからです。読んで一番心に残ったのは、主人公たちが仲間を信じて助け合う場面でした。みんなで力を合わせるってとてもすばらしいことだと感じました。特に主人公の友だちがすごいと思いました。困っている人のために一生懸命がんばっているところがかっこよかったです。びっくりしたのは、仲間が最後まであきらめなかったことです。あきらめないでがんばることの大切さを教えてくれました。もし自分だったら、仲間を信じていっしょに考えて行動したいと思います。みんなで協力したら大きな困難も乗りこえられると思うからです。この本からは、仲間を信じて助け合うことの大切さを学びました。これからは友だちともっと協力して色々なことにチャレンジしていきたいと思います。この本は困っている人を助けたいと思っている人や、友だちと仲良くなりたい人におすすめしたいです。きっと読んで元気や勇気をもらえると思います。

パターン3

【質問に対する回答例】
5. 学校の図書室で見つけて、興味を持ったので読んでみました。
6. 一番心に残ったのは、主人公が自分の恐怖を乗りこえるところです。怖くてもがんばる勇気がすごいと思いました。
7. 主人公が一番すごいと思います。最後まであきらめない気持ちが強いからです。
8. 主人公が自分と向き合う勇気を持っていることに気づきました。とても大切なことだと思いました。
9. 自分なら怖くてもがんばろうとすると思います。怖いけどやってみることが大事だと感じたからです。
10. この本から、勇気を持つことと、失敗しても立ち直る強さを学びました。自分もそうなりたいです。
11. 勇気が必要なことに挑戦しようとしている人や、失敗してもあきらめたくない人にすすめたいです。

【読書感想文】

バラクラバ・ボーイは、学校の図書室で見つけて興味を持ったので読んでみました。この本で一番心に残ったのは、主人公が自分の恐怖を乗りこえるところです。怖くてもがんばる勇気がとてもすごいと思いました。主人公は最後まであきらめない強い気持ちがあって、すごいなと思います。読んでいる間に、自分も恐怖と向き合う勇気を持つことが大切だと気づきました。もし自分だったら、怖くてもがんばろうと努力すると思います。怖い気持ちを持ちながらも挑戦することは大事だと感じたからです。この本から学んだことは、勇気を持ち続けることや、失敗しても立ち直る強さです。自分もそんな人になりたいと思います。この本は、勇気が必要なことに挑戦したい人や、失敗してもあきらめたくない人におすすめしたいと思います。読んだら、勇気をもらってがんばろうと思える本です。とても心に残るお話でした。

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