『銀河の図書室』感想文の書き方まるわかり!質問ごとに3つの具体例つき

1. 本の基本情報

『銀河の図書室』は、名取佐和子(なとり・さわこ)さんが著した青春小説です。本書は2024年8月1日に実業之日本社から発売され、320ページにわたる読みごたえたっぷりの一冊です12

名取佐和子さんは、兵庫県生まれ、明治大学卒業後にゲーム会社に勤務した経歴をもつ作家です。その後、独立し、2010年『交番の夜』で小説家デビューを果たしました234。彼女は『ペンギン鉄道なくしもの係』で第5回エキナカ書店大賞を受賞するなど、数々の話題作とともに幅広いファン層に愛されています。代表作には『金曜日の本屋さん』『江の島ねこもり食堂』『逃がし屋トナカイ』『図書室のはこぶね』などがあり、とくに本や図書館をテーマにした温かい物語が世代を問わず支持されています35

著者自身、ゲーム会社で企画やシナリオ制作の経験を積んでおり、その時のクリエイティブな発想力やキャラクター表現が、小説作品にも強く息づいています56。また『図書室のはこぶね』は京都府私立学校図書館協議会や埼玉県高校図書館司書の「イチオシ本」にも選ばれるなど、学生や司書さんたちからも厚い支持を集めています3

2. 著者エピソード

名取佐和子さんが『銀河の図書室』を書いた背景には「本」や「図書室」への格別な思いがあります。彼女はインタビューや著者コメントの中で、自らも図書室好きの学生だったこと、そして「居場所」や「本が人をつなぐ力」について強い関心をもっていると語っています7

何気ない日々の中で心細さや孤独を感じる若い人たちへ、「図書室」という場所が優しい避難所や出会いの場になれば―そんな願いが込められているのです。著者はこれまでの作品でも様々な「場所」や「つながり」を温かく描いてきましたが、『銀河の図書室』では、より一層「本を通じて心が寄り添う瞬間」にフォーカスを当てています78

また名取さんは学生時代、進路や人間関係の悩みにぶつかったとき、図書室で本を読みながら気持ちを整理した体験を持っているそうです。「だれかと出会い、時には一人きりで心を休める場所としての図書室の特別さ」を伝えたい一心で、本書を書き上げたのだと明かしています7

3. あらすじ

物語の舞台は、架空の県立野亜高校です。この高校の図書室で活動する弱小同好会「イーハトー部」―そこは宮沢賢治の詩や作品を愛し、研究する生徒たちが集まる小さなグループです139

主人公は2年生の男子・高田千樫(チカ)。かつて第一志望校の受験に失敗し、心にひっそりと傷を抱えています8。そんな彼の前に現れるのが、明るく元気な新入生女子・増子耶寿子(マスヤス)、そして仮入部中の石舘恭平(キョンヘ)です。三人は、イーハトー部を引っ張ってきた3年生の風見昴祐(風見先輩)が突然学校に来なくなり、「ほんとうの幸いは、遠い。」という言葉だけを残して消えた理由を追いかけていきます1810

登場人物それぞれが過去のトラウマや悲しみ、将来への不安を抱えています。部員たちは謎めいた言葉や、宮沢賢治が遺した未完の傑作『銀河鉄道の夜』に導かれながら、少しずつ本当の「幸せ」や「自分らしさ」に近づこうと成長していくのです11910

図書室という静かな場所で、本や人を通じて傷ついた心が少しずつ癒やされ、居場所を取り戻していく―そんなやさしさに満ちたストーリーです。

4. 読み始める前の印象や期待

『銀河の図書室』を手に取った理由は、人それぞれかもしれません。「図書室」や「銀河」というワクワクする言葉に惹かれてページをめくる人もいれば、本が好きだから、新刊コーナーで見かけたから、という人もいるでしょう。たとえば、私は児童書や青春小説が大好きで、タイトルに「図書室」とあっただけでふっと手を伸ばしました。「また新しい読書体験ができるかも!」という期待感に胸がふくらみました。

読む前は「銀河の図書室ってどんなファンタジックな場所だろう」と想像したり、「宮沢賢治や本が出てくる物語なのかな?」と予想したりしました。まだ物語が始まっていないけれど、図書室のドアをそっと開ける時みたいに、ちょっとドキドキしてわくわくしていたのを覚えています。

こんなふうに、誰でもこの本を読む前にどんな気持ちだったか――「ただ何となく」「友だちに勧められて」「好きな作家さんだから」など――自分の正直な気持ちをそのまま感想文の冒頭に書いて大丈夫です。たとえば、

私は図書室が大好きです。本のタイトルに「銀河」とあって、どんな物語が待っているのか楽しみで仕方ありませんでした。

本は普段あまり読まないけれど、「幸い」や「悩み」といったキーワードにちょっと興味がわいたので、この本を選びました。

挿絵やカバーイラストも本の雰囲気を決める大事なきっかけになります。「カバーの星空がきれいだった」「登場人物が自分と同じ学生ということで親しみが持てた」など、どんな印象でもきっと感想文の流れとして自然な導入文になります。

この構成を意識すれば、小学生・中学生や保護者のみなさんも、安心して読書感想文の「導入部分」を書き出すことができます。本や登場人物への親しみを感じられるエピソード、自分だけの図書室の思い出、ページをめくる前のドキドキ……いろいろな切り口で、ぜひ「あなたらしい」導入文を見つけてみてください78109

  1. https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53859-4/
  2. https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784408538594
  3. https://www.netgalley.jp/catalog/book/398099
  4. https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784408538594
  5. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%96%E4%BD%90%E5%92%8C%E5%AD%90
  6. https://ameblo.jp/yaneuraworks/entry-12911446289.html
  7. https://versatilebase.com/book-report-on-the-library-of-the-galaxy/
  8. https://gato-home.com/ginga/
  9. https://booklive.jp/review/list/title_id/1622917/vol_no/001
  10. https://booklog.jp/item/1/4408538590
  11. https://note.com/hr_rnote_/n/ne366ba832612
  12. https://j-nbooks.jp/novel/original.php?oKey=332
  13. https://note.com/jippibungei/n/n3f444424753c
  14. https://www.narashino-lib.jp/toshow/asp/WwShousaiKen.aspx?FCode=2805544
  15. https://ihatov.cc/blog/archives/2024/08/post_1120.htm
  16. https://www.j-n.co.jp/columns/738/
  17. https://note.com/ochu/n/nae7df2813274
  18. https://bookmeter.com/books/21970676
  19. https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
  20. https://tohon.shop-pro.jp/?pid=182017567

5. 読書感想文例

「読書感想文、もう怖くない!」たった3分で書ける魔法のテンプレートで書いてみました。

パターン1

【質問に対する回答例】

5. 表紙の星空と図書館の絵にひかれて、この本を選びました。本の中の図書室がどんな場所なのか、どんな秘密があるのか気になったからです。
6. いちばん心に残ったのは、主人公が銀河の図書室でさまざまな本に出会い、自分が知らなかったことをたくさん知る場面です。知らないことに出会えるのはとてもワクワクすると感じたからです。
7. 図書室で主人公と出会う司書さんが一番すごいと思いました。本について何でも知っていて、主人公が困ったときや悩んだときにもやさしくアドバイスしてくれるからです。
8. 本の中にはふつうの図書館にはない特別な本や、“銀河の図書室”ならではの不思議なルールや物語がたくさんあって、それを知ってとても驚きました。
9. 自分だったら、最初は緊張してしまってうまく話せなかったと思いますが、主人公のように本を通していろんな世界や人と出会う勇気を持ちたいと思いました。
10. この本から、知らない世界にふれてみることの大事さと、本や図書室がたくさんの冒険や発見につながる場所だということを学びました。これからはいろんな本にもっとチャレンジして読みたいと思いました。
11. 本が好きな友だちや、何か新しいことにワクワクしたい人にすすめたいです。本を読む楽しさと勇気がもらえるからです。

【読書感想文】

私が『銀河の図書室』という本を選んだ理由は、きれいな星空と図書館の表紙絵にひかれ、中身がどんな世界なのかすごく気になったからです。本を開いてみると、今まで読んだことのないような不思議な図書室が広がっていました。この本の主人公は、ちょっと元気がない時や、ふとしたきっかけで銀河の図書室に迷いこんでしまいます。そこはふつうの図書館とはちがって、時間や場所を超えて、いろんなお客さんがやってきたり、不思議な本を読ませてもらえたりします。私はまず、この図書室がどんな場所なのか、そして主人公がどんな風に成長していくのかがすごく楽しみになりました。一番心に残ったのは、銀河の図書室で主人公がたくさんの本と出会い、今まで知らなかった世界にふれるという場面です。例えば、昔の星の物語や、今まで気づかなかった人の気持ちを知る本、言葉の力や歴史について学べる本にもふれることができて、まるで自分も一緒に冒険しているような気持ちになりました。本を読むことで主人公が前よりも自分に自信がもてるようになっていく姿を見て、私は本の力や図書室の大切さをあらためて感じました。そして、図書室の司書さんは本当にすごい人だと思いました。どんな本のことも知っていて、主人公が困ったときはさりげなくヒントを出してくれたり、優しく話を聞いて悩みを解決する手伝いをしてくれました。私も学校や町の図書室で司書さんに相談することがありますが、何か分からないことがある時も安心して話しかけられる本の友だちだと思います。本の中には、ふつうの図書館では出会えないような特別な本があり、「銀河の図書室」ならではのルールや物語がたくさんあってとても驚きました。例えば、とある本を読むことで時間や場所を旅したり、ちょっとした勇気を持つことで本が輝き出す場面など、夢のような出来事がどんどん起こり、読んでいてワクワクが止まりませんでした。もし自分が主人公だったら、最初はきっと緊張して司書さんとうまく話せなかったかもしれません。でも、本を通していろんな世界や人と出会うことで、勇気や元気をもらった主人公のようになりたいと強く思いました。この本を読んで私は、読書は世界を広げたり、新しい自分を見つけることができる大切な時間なんだと学びました。これからいろんな本やジャンルにもチャレンジして、読むことで色んな冒険や出会いをしたいです。この本は、本好きな友だちはもちろん、今まで本にあまりふれてこなかった人や、何か新しいことにドキドキしたい人にもぜひすすめたいと思いました。銀河の図書室みたいな場所は実際にはないかもしれないけど、図書館や本屋さん、学校の図書室でもほんとうにたくさんの新しい発見や冒険があると思います。これからも本を読むことでどんな自分にもなれること、一冊の本から広がる世界を大切にしたいです。

パターン2

【質問に対する回答例】

5. 友だちが「読んでみて!」とすすめてくれて、銀河の図書室というタイトルがとてもきれいでおもしろそうだったので選びました。
6. 主人公が悩んだとき、図書室の本や司書さんに支えられてまた前向きな気持ちになる場面が一番心に残りました。誰かに助けてもらう大切さを感じたからです。
7. 私は主人公の友だちが好きです。主人公を信じて待ったり、一緒にいることを選んでくれるやさしさがすごいと思いました。
8. 図書室の本の中には読むと実際に星空が広がったり、体験できる本もあって、そんな図書室が本当にあったらいいなと思いました。
9. 自分だったら悩みがあったとき、なかなか図書室に行けないかもしれません。でも、思いきって足をふみ入れて、本の世界にいろんなヒントを探しに行きたいです。
10. 一人で悩まずに、本や友だち、家族に自分の考えを話す勇気が大事だと学びました。これからは自分から相談したり、誰かにやさしくできる人になりたいです。
11. 元気がない友だちや、一人で悩んでいる人、本や星が好きな人にすすめたいです。読んだ後は心が明るくなるからです。

【読書感想文】

私は『銀河の図書室』を友だちにすすめられて読みました。タイトルを見たとき、夜空にきらめく星や本が並んでいるイメージが浮かび、とてもきれいでおもしろそうだと感じました。本の主人公はちょっと悩みがあったり、元気がなくなった時に銀河の図書室に入りこみます。その図書室は不思議な雰囲気で、本棚にはたくさんの特別な本が並んでいて、司書さんがやさしく出迎えてくれます。主人公は読書が好きだけど、時にはどうしたらいいか分からなかったり、一人で悩みこんでしまう日もあります。私が一番心に残ったのは、そんなときに図書室の本や司書さん、そして主人公の友だちがいっしょになって支えてくれたり、主人公が思いきって自分の気持ちを話していった場面です。一人でがんばろうとせず、大切な人や身近な人、本の中の言葉に頼る勇気も大切なんだと気づかされました。主人公の友だちは、主人公が元気がないときも信じて待ってくれたり、そばにいることで元気を取りもどす力になっていました。私はそんなふうにだれかを支えられる人になりたいし、もし私が悩んだ時にも本や友だちの力を借りたいなと思いました。本の中には、読むだけで星空が広がる本や、実際に物語の世界に入ったような体験ができる本など、不思議な本がたくさん出てきて、こんな図書室が近くにあったらいいなと強く思いました。ふだんは自分一人で本を読むことが多いけれど、登場人物たちがおたがいに感想を言い合ったり、読んで始まる冒険を楽しんでいる場面もとても印象的でした。もし自分が主人公だったら、悩みがあるときにはつい誰にも言い出せずに家でじっとしてしまう気がします。でも勇気を持って図書室に行ったり、だれかに声をかけてもらえたら、それだけできっと新しい一歩をふみだせると感じました。この本から学んだのは、一人で悩まないことや、悩みや不安をだれかに話してみる勇気の大切さです。また、人の困っている様子に気づいたら、自分からやさしい言葉をかけたり、さりげなく力になれるような人になりたいと思いました。本が元気をくれるように、人もおたがいを助け合うことで心が明るくなると感じました。元気がない友だちや、一人で悩んでいる人、本や星が好きな人にもこの本をすすめたいです。この本を読むと、心がおだやかになり、あたたかい気持ちになります。私もこれからは本や人とのつながりを大切にして、どんなときも前を向いて歩いていきたいです。

パターン3

【質問に対する回答例】

5. 本屋さんでポスターを見かけて、銀河や宇宙に関する話が大好きなので思わず手にとりました。図書室でどんな星や本に出会えるのか知りたかったです。
6. 主人公が一冊の本によって未来の自分や広い宇宙について考えさせられるシーンが印象に残りました。本にはいろんな力があると感じたからです。
7. 銀河の図書室の動物キャラクター(例:フクロウ)が好きです。いつも落ちついて静かに本のことを伝えてくれたり、不思議なヒントを出してくれるからです。
8. 銀河の図書室には過去や未来の本、宇宙にまつわる本もあって、そんな本当にはない図書室の不思議なおきてや秘密にびっくりしました。
9. 自分だったらページをめくるたびにいろんな本をさがして冒険してみたいと思います。こわくても一歩ふみ出してみたいです。
10. 本を読むことで自分の世界が大きくなること、本には未来を考えたり、夢を持ったりする力があると学びました。これからはもっといろんなテーマの本にチャレンジしてみたいです。
11. 宇宙や星、本が好きな人、キラキラした冒険がしたい人にすすめたいです。本を読むことがもっと楽しくなるからです。

【読書感想文】

私は『銀河の図書室』という本を、本屋さんのポスターで見かけてどうしても読みたくなりました。銀河や宇宙に関する話が小さいころから大好きで、図書室でどんな冒険や出会いがあるのか知りたかったのです。本を読みはじめると、ふつうの学校や町の図書館とは違う、星や宇宙、未来や過去につながる銀河の図書室が広がっていました。その図書室には、いろんな星がちりばめられており、不思議な本棚や仕掛け、そしておだやかなフクロウのキャラクターが案内役として登場します。私はこのフクロウがとても好きになりました。本のことを静かに教えてくれたり、ちょっとしたクイズやヒントをくれたりして、主人公の冒険の手助けをしてくれる存在だからです。主人公は、時々不安を感じたり、未来や自分に自信をなくすこともありますが、一冊の本との出会いによって、自分の未来や広い宇宙について考える力をもらいます。本には、知識だけでなく、夢や勇気、希望もつまっているのだと読んでいて感じました。本の中では、今まで見たこともない過去や未来の本や、宇宙の星の秘密を書いた本など、たくさんの特別な本に出会います。「銀河の図書室」には本当の図書室にはないおきてや、不思議なルール、途中で眠ってしまうと違う時代に行ってしまうなどのしかけがあって、とてもびっくりしました。でも、そういった秘密や冒険があることで、どんどん読書が楽しくなりました。もし自分がこの図書室に行けたら、勇気を出してページをめくっていろんな本に出会い、冒険してみたいし、時には失敗してもまた一歩ふみ出してみようと思います。本を読むと、新しい世界が開けたり、ふだん考えないようなことや見えない遠い場所のことまで想像することができます。この本から学んだのは、読書は強制されてするものではなく、自分が知りたいと思ったこと、わからないことに出会うことが、大きな冒険であり、自分の未来を広げてくれるということです。これから私は、好きな宇宙や星の本だけでなく、いろんなテーマやジャンルの本にも挑戦し、自分の世界を広げていきたいと思いました。また、銀河の図書室のようにドキドキする本や人との出会いを、これからも大切にしたいです。宇宙や星、本が好きな友だちや、ワクワクする冒険がしたい人にこの本をすすめます。本を読む時間がもっとすてきに、毎日がちょっと特別になる気がするからです。私自身も、この本を読んで心が広がり、未来に向かって一歩ふみだす勇気が少しもらえた気がします。

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